The Gaza Mono-Logues(ガザ・モノローグ)

パレスチナ・ヨルダン川西岸地区に拠点を置くアシュタール劇場(ASHTAR Theatre)が2010年に始めた企画である。 2008年-09年のイスラエルによるガザの大規模侵攻を経験した若者たちの手記を、モノローグ集「ガザ・モノローグ2010」をまとめ、2014年のガザ侵攻時にもモノローグは追加された。

2023年11月、ガザで悲惨な殺戮が起きていることを受け、アシュタール劇場は世界中の演劇人に連帯を呼びかけ「ガザモノローグ」の上演、朗読、その動画をソーシャルメディアに投稿することを緊急要請しました。ハッシュタグ #ガザモノローグ #gazamonologues で様々な人たちの投稿を確認することができます。また各地で朗読会・リーディング公演が開催されています。(緊急要請メッセージ PDF、英語) 私たち迷子の遊園地のパレスチナに関する一連の活動は、この呼びかけに応えることからすべてが始まっています

2024年11月に「New Gaza Monologues 2024」(全19編)が発表されました。その書き手の多くが「ガザ・モノローグ2010」から引き続き参加しています。アシュタール劇場はガザの人々の声を世界に広めることを引き続き呼び掛けています。

テキスト

新ガザ・モノローグ2024の公開を再開しました(2025.1.10)

下記にて迷子の遊園地 主宰 藤田ヒロシが翻訳した作品のPDFデータを公開しています。公開のテキストはパレスチナ連帯の趣旨の元でご使用ください。(ご連絡を頂ければdocx形式のお渡しも可能)

下記テキストはアシュタール劇場ウェブサイトで公開されている英語版テキストを元し、一部アラビア語版を参照しながら翻訳したものになります。なお、翻訳者の藤田は専門家ではないためニュアンス等に不備ある場合がります。その為、翻訳は予告なく改定、公開中止する場合があります。


新ガザ・モノローグ2024 翻訳:藤田ヒロシ

翻訳者より(巻末記載・抜粋)
なぜ翻訳作業をしたのか?と言えば、単純に自分が読みたかったからです。そして、訳したものをこうして公開しているのは、アシュタール劇場の呼びかけに応え、ガザの人々の声を少しでもひろげることにつながればとの思いからです。
(中略) 私の翻訳に対してお気づきの点がありましたら、ご連絡を頂ければと思います。皆さんの協力を得ながら、この翻訳がより忠実なものとなり、より誠実にガザの声がひろがっていけばと思います。パレスチナの地に、平和と平穏が訪れる事を願って ― 2025.1.10 翻訳者・藤田ヒロシ

参照サイト

The gaza mono-logues(アシュタール劇場、英語)
2010からの全ファイル(PDF)が公開されています

ガザ・モノローグ 日本語訳
2024年2月24日に立教大学で開催された朗読会「ガザ・モノローグ:パレスチナの声なき声に」で使用した朗読台本(PDF)が公開されています

寄付

Psycho-social relief intervention‐Palestine(クラウドファンディングサイト Global Giving)

アシュタール劇場は「ガザ・モノローグ」の著作権料の代わりに、西岸地区で実施している子どもの心理社会ケア事業への寄付を呼びかけています。

Copyright(C)2024 迷子の遊園地 All Rights Reserved