イントロダクション
謎は解き明かされ、異端が常識となる。時代が変わり、社会が変わり、教育が変わり、多くの文学、芸術が生まれて来た。作品が生まれた同時代の人々と同じに今を生きる者が感じるのは難しい。1925年と1952年そして2023年。時代を読み解き、違いを読み解き、知り、創る。其処に見えてくるのは、解き明かされたわけではなかった謎だ。解き明かしたと思い込んでいたそれに新たな解答を提示したい ― という大層な試みではないが、謎(?)を楽しむことを忘れないでいたい。
日時・会場
2023年11月18日(土)19日(日)
18日:17時/20時 19日:13時/17時
上演時間(予定)約70分(途中休憩含む)
あそVIVA!劇場
料金
一般:2800円 20歳未満:1500円
「20歳未満」チケットの取り扱いは「迷子の遊園地ウェブサイト」のみ
チケット
PassMarket[一般のみ][スマホ電子チケット/決済:PayPay、クレジット、コンビニ]
迷子の遊園地ウェブサイト[一般・20歳未満][取置/決済:当日現金]
予約・販売中

作品No.1 迷子の遊園地
人間椅子‐めざめ‐
原作 江戸川乱歩「人間椅子」/上演台本・演出・出演 迷子の遊園地
"あれ"である。椅子職人の男が自らが作った其れに、自らの肉体を忍ばせ、窃盗をし、そして想像していなかった奇怪な体験をする ― 江戸川乱歩の短編小説の"あれ"である。それを自らの肉体をもちい演劇として立体化する。勿論、重く激しく奇怪な作品である。

作品No.2 演劇ユニット まつよい
鋏と布と型
作 久坂葉子/上演台本&演出 藤田ヒロシ/出演 ゆと 一色まい
マネキンは哀れだと諏訪子は云う。一日中、部屋で突っ立って、愛されないで愛する事も出来ないで、哀れだと。人間は哀れとマネキンは云う。太ったり痩せたり、無駄なお金を使い、愛したり愛されたり、哀れだと ― 70年前に書かれた作品。科学技術が目覚ましく発展した現代も私たちは同じ問いの中にいる。
上演順:演劇ユニットまつよい→休憩(10分程度)→迷子の遊園地
公開通し稽古 終了
2023年10月29日17時
浜松市曳馬協働センター 303講座室
料金:1000円(当日現金払い)
要予約(限定10名)迷子の遊園地ウェブサイト内「問い合せ」よりご連絡ください
※「鋏と布と型」「人間椅子‐目覚め‐」の両作をご覧いただけます。途中入場不可