公演記録(1997-2016)
作品名にリンクがあるものは台本(PDF)をご覧いただけます※=「演劇団S.O.」名義
Act20 イケナイヨル
2016.12.3(sat)-4(sun)@七間町このみる劇場
初めての浜松市外公演
Act19 心地よく、冷たくて-ツナガレシモノ
2016.7.2(sat)-3(sun)@木下惠介記念館/アートホール
2005年上演作品の改訂再演
ひとりぼっちとひとりぼっちが出逢ったら、それだけで孤独は癒されるのか?そんな事はない。孤独はそんな簡単なものじゃない。最初からひとりであったわけでもない。誰がいた過去があり、誰かが消えた過去がある。過去……そこからは逃れられないのか?寝苦しい夜をひとりとひとりが小さな部屋で越えてゆく。
Act18 潮汐の街
2014.12.7(sun)@木下惠介記念館/アートホール
街の海は綺麗なのに、魚はもう食べられない。街を見下ろす様に建つ煙突はもう煙を吐かない。朽ち果ててはいるが取り除かれもしない。忘れ去られた街に"捨てたいもの"を抱えた男が流れ着く。食べられない魚に向かって釣り糸を垂らし、捨てられるその時を待つ。
Act17 朗読劇ZERO
2014.7.26(sat)@木下惠介記念館/アートホール
うた、映像、演劇のライブイベント「蒼い無花果」参加作品 あと少しの絶望
2014.6.29(sun)@ZOOT HORN ROLLO
同じ街で、同じ空気を吸って、同じ物を食べて育ったのに、妹だけが発病した。眠り続ける相手に語り続ける姉。「お金がない」だたそれだけで治療を受けさせてあげられない。なら、そのお金を掻き集めて……毎日毎日街に立つ……限界……その足音はとうに聞こえている。わかっている。だから足掻きたい。
Act15 再生
2013.11.10(sun)@ライブハウスG-side
劇団として初の再演。そして「迷子の遊園地」の名義が復活
呼吸をする度 瞬きをする度 肌にふれる度 歩みを進める度
一つの真実と三つのウソが生まれる あの日から
涙を溢す度 爪を切る度 口紅を拭う度 笑顔を向ける度
一つのウソから三つのウソが生まれる あの日から
壊れ続けているのです あの日から
壊れ続けて来たのです
何がどうあって今があるのかなんてわからない。生きている。それだけで素晴らしい。だけれど、生きるってただそれだけのことが難しい。生き直すなんて尚更。怖いと悲しいと辛いと、叫びたいだけ叫ぶことが出来たのなら、そのあとで少しは呼吸が楽になる……のかな?
※Act14 噂と真
2012.8.5(sun)@ライブハウスG-side
エリートの思惑、ブンヤの正義、大衆の願望……製薬会社の研究施設の爆発事故。その真相とは?
※演劇団S.O. PRODUCE 朗読劇・DOZEN 2nd
2011.12.11(sun)@ライブハウスG-side
2011年を振り返る12編の小さな物語。
※演劇団S.O. PRODUCE 朗読劇・DOZEN
2011.7.3(sun)@ライブハウスG-side
12編の小さな物語を読み繋ぐ。
※Act13 窓のある部屋
2010.8.29(sun)@ライブハウスG-side
美咲が消えた!部屋には何も残ってはいな……いや、ただの壁に取りつけられた窓枠がある。主の居ない奇妙な部屋に集う三人の友人。のん気に、馬鹿やって、当たり前に希望を持っていた季節はとっくに過ぎてしまっている。それなに、その季節の"続き"を生きている様に装う今。決して"その向こう"には行けない窓を前に、戻れない季節を見つめ、美咲の姿を探す。
※Act12 risk
2009.7.19(sun)@ライブハウスG-side
ソフトウェアの不正使用を不法な手段で暴くミク。言われるまま、考える事なく、覗き見をする日々。その日「父親が暴かれた」という女がミクを殺す為にやってきた。これはただの仕事―その代償はお金と他人の不幸。善と悪―そんなものはではお腹は満たせないが、それなしに満腹はあるのか?見ようとしてこなかったリスクが目の前に出現する。
※Act11 壊れたエアコンと不完全な記憶
2008.10.26(sun)@ライブハウスG-side
自分と他人の記憶と入れ替えることが出来るという。その場を訪れた一葉。『私の記憶は不完全。繋がっていない。』と言う。けれど欲しい記憶がわからない。エアコンが壊れた半地下の部屋で起こる「私」と記憶を巡る物語。
※Act10 アスノアリカ
2007.6.23(sat) - 24(sun)@メイワンエアロホール
戦争の終わった朝。そこにあったのは歓喜でも高揚でもなく静かな空気。失ったものと残ったもの、そして隠してきたもの。綾女、珠樹、玲菜はそれらを抱え寄り添うように暮らす。明日を見つける為に。
※叫びとささやき演劇祭 心地よく、冷たくて
2005.7.2(sat) - 3(sun)@ライブハウス窓枠
これで解散の「活劇団シアターLABO/1」との同時公演で「演劇団S.O.」としてリスタート
マヒルとチヨ。孤独と温もりに導かれるように出逢った二人。今日をやり過ごすことに精一杯だった二人が描いた未来は……。
FINAL ACT/2003 エアロホール Black or White
これで終わるはずだった"最後"の作品は舞台ではなく映像作品
Special ACT/2003@スペースCOA そこにあるモノ
ACT6/2002@スペースCOA 再生
あの日から始まっているのです 呼吸をする度瞬きをする度
あの日から壊れ続けているのです 肌にふれる度 歩みを進める度
壊れ続けているのです コワレツヅケテキタノデス
ACT5/2001@エアロホール think about [LIFE]
ACT4/2000@エアロホール in the forest
ACT3/1998@エアロホール time has come
ACT2/1998@エアロホール MESSAGE
旗揚公演/1997@エアロホール again
全てはここから。記念すべき旗揚げ公演
ひとりの女性が自死した。それにより恋人を失った男、代表者を失った劇団がそれぞれに迷走する。恋人はある男に出逢いクローンにより彼女をもう一度この世界に誕生させ、その死を"なかった事"にしようとした。劇団員の一人は理由を求める。そして、その身の奥に留まったままの想いの処理に苦悩している。