作品紹介(2013-2016)

Act20
イケナイヨル
2016.12.3(sat)-4(sun) 七間町このみる劇場
作・演出:藤田ヒロシ
出演:北澤さおり 水野史奈子 辻ゆう子 ほか
暦の上では秋でもまだまだ暑い日々。表通りは毎年恒例の「チャリティーマラソン」が行われ、その裏通りでは「夢」と「愛」そして「おカネ」に翻弄された者たち小さな変化が訪れた。
心が悲鳴さえあげられずビルの屋上に立つ女。彼女を部屋へと連れて帰ってきた男。女は言う。「しよ。おカネがないならカラダで。そういうものでしょ」しかし、男は抱けない。
奨学金を母親に使い込まれた女子大生。「人間扱いさせるには学歴が必要」と、デリヘルバイトして大学へ通い続ける。そこで出会ったのは、待機ばかりのアラフォー女。「ガキが安売りして価格崩壊。思ったより稼げない」
”愛”を高らかに叫ぶ賑やかな表通りでは見えない、延々と夜だけが続く裏通りの物語。今を這いつくばってでも生き抜こうとする「イケナイヨル」を描く。

Act19
心地よく、冷たくて-ツナガレシモノ
2016.7.2(sat)-3(sun) 木下惠介記念館/アートホール
作・演出:藤田ヒロシ
出演:北澤さおり 藤田ヒロシ 水野史奈子 北澤さおり 小粥幸弘(ゲスト) ほか
「行くトコないなら、ココにいれば?」それは考えての言葉ではなかった。「マヒル。アタシ、マヒル」どう書くのか?本名なのか?わかからないがそれが彼女の名。マヒルとチヨ。不自然なほど自然に二人の暮らしが始まった。
リンゴジュース、チョコレート、24色の色鉛筆・・・マヒルの好きなもの。その向こうに歩んできた道が見える。
母との別れ、施設での暮らし、描けない風景・・・マヒルの歩んできた道。その向こうにチヨは見た。
ひどく寝苦しい夜。それは特別な事じゃない。けれど、それを共に越えられる者がいる。儚く優しい光に包まれ二人が今、朝を迎える。

Act18
潮汐の街
2014.12.7(sun)木下惠介記念館/アートホール
作・演出:藤田ヒロシ
出演:北澤さおり 白柳友紀 小粥幸弘(ゲスト)
「見えない毒」に汚れた街。その海に来て、食べられないと言わる魚を釣ろうとする男。そこへ、二人の女性がやって来る。ミーヤは「馬鹿じゃないの」と嘲笑い。トーコは釣りの指南をする。「見えない毒」と「見える毒」に汚れたそれぞれの想い。重なり、ぶつかり、そして震える。

Act17
朗読劇ZERO
2014.7.26(sat)木下惠介記念館/アートホール
作・演出:藤田ヒロシ
出演:白柳友紀 北澤さおり 藤田ヒロシ ほか

うた、映像、演劇のライブイベント「蒼い無花果」 参加作品
Act16
あと少しの絶望
2014.6.29(sun)ZOOT HORN ROLLO
作・演出:藤田ヒロシ
出演:北澤さおり

Act15
再生
2013.11.10(sun)ライブハウスG-side
作・演出:藤田ヒロシ
出演:北澤さおり 辻優子 白柳友紀 ほか





